1991-12-11 第122回国会 衆議院 予算委員会 第4号
そして、ロ特委員長は亡くなられた田中伊三次さん。立派な方でした、三人とも。名コンビでした。そして、今言った五十一年十一月二日のロ特で灰色高官の基準、政治的道義的責任の基準、明確に決めたんですよ、その委員会であってないようなものじゃないんです。思い出していただきたい、どういうふうにそこで決められたか。いいですか、これは検察もそう決めた。一つは、時効で不起訴になった者。それが一つです。
そして、ロ特委員長は亡くなられた田中伊三次さん。立派な方でした、三人とも。名コンビでした。そして、今言った五十一年十一月二日のロ特で灰色高官の基準、政治的道義的責任の基準、明確に決めたんですよ、その委員会であってないようなものじゃないんです。思い出していただきたい、どういうふうにそこで決められたか。いいですか、これは検察もそう決めた。一つは、時効で不起訴になった者。それが一つです。
○根來政府委員 国会の内部のことについてつまびらかでございませんし、私ども行政機関としてそこに介入するということはいかがかと思いますけれども、ロッキードの事件のときは最終的に、田中ロ特委員長だと思いますが、この方が提案されて秘密会で公表されたということでございますが、それに至るまでにやはり委員の方の中に合意があったのではないかと推測しております。その辺が私どものよくわからないところでございます。
これはロ特における五十一年十月十五日、稻葉法務大臣はこう言いました。「この事件に寄せられた国民の関心にこたえるとともに、」国民の関心にこたえなければならぬということを、政府として、法務大臣としてわきまえた中での中間報告であります。「本件にかかわる政治的道義的責任に関する国会の国政調査にも資することを目的」とする、こういう目的を持って中間報告をされている。
それから、私自身につきましては、昭和五十一年のロ特ではっきり関係はないということを申し上げております。判決文をいずれゆっくり読ませていただきたいと思いますが、司法におけるそういう判決は厳粛に受けとめなくてはならないと考えております。
○筧政府委員 五十一年と思いますが、たしか十一月二日のロ特の委員会におきまして、秘密会ということで当時問題になっておりましたいわゆる灰色高官の内容について政府側から御報告をいたしております。
○加藤国務大臣 その問題につきましては、昭和五十一年十一月四日のロ特委で、私ははっきり申し上げておるわけでございまして、全く潔白であると信じております。しかし、いろいろ言われておりますことは、まことに遺憾であり、残念でございます。そういう点につきましては、自粛、自戒しまして努めてまいりたい、このように思います。
○稲葉委員 私は、前から総理に質問をいたしておりまして、そして同時に、中曽根さんと東郷民安がロ特で、ここで証人尋問がありましたからね、そのことに関連をしていろいろお聞きをいたしてまいりたいというふうに思います。 まず、戸栗亨という人の所得税法違反被告事件の判決が東京地裁で昭和五十六年の六月二十九日にございました。
そこで、昭和五十二年五月の十一日、衆議院ロ特委での東郷氏の証言もいまの判決の事実認定と同じである。こうしますと、東郷氏が勝手にやったと言っているのは中曽根総理あなただけ。あなたの証言は偽証の疑いが濃厚でありますが、それとも、あなたは依然として東郷氏がうそを言っているというふうに言い張られるのでしょうか。
せっかくの機会ですから、あなたは、かつてロ特で、十一月一日ころなんという言い方はいいかげんだ、こんなでたらめな言い方はない、私は一日はこれこれしかじかでこうだったんだ、非常に明確にあなたの立場としてのアリバイをお述べになったわけでございますが、その後の六・八判決等によりますと、一日じゃなしに十月三十一日なんだ。
○加藤国務大臣 先ほどお答え申し上げましたように、昭和五十一年十一月四日のロ特委で申し上げたとおりでありまして、私としては全く潔白でございます。ただ、いろいろ言われたことはまことに残念なことでございまして、今後は厳しく自戒し、いやしくも政治家としての疑惑を招くことのないように努力するとともに、閣僚として誠心誠意職務に励んでまいりたい所存でございます。
○加藤国務大臣 嶋崎先生のただいまの御質問につきましては、昭和五十一年十一月四日、ロ特において私が申し上げておるとおりでございまして、全く潔白でございます。 なお、副島調書につきましては、検察庁における調書並びに先ほどお読みになりました法廷における証言内容を私自身も詳しく読ませていただき、そしてまた、判決文についても詳しく読ませていただき、勉強しております。
そこで問題は、この五十一年十一月四日のロ特の弁明議事録が証拠として採用された上、六月八日、証拠能力がないということになってああいう判決が出たんじゃないですか。そう思わざるを得ないでしょう。信憑性があれば採用して、その証拠を尊重したかもしれない。全然ほごのごとくその信憑性はついえ去った、これが六月八日の判決要旨の一つの問題点でありましょう。 そこで、私はもう一つわからないことがあるのです。
○楢崎委員 五十一年十一月二日のロ特における安原刑事局長の報告にしろ、いまおっしゃいましたいろいろな根拠にしろ、時効にかかっておる、職務権限がない、したがって司法的には決着済みだというところだけを引き抜いて認識されては困るのですよ。その前段に金銭の配付があったということが全部一体となっているのです、あの報告でも何でもいままでのものは。その点はお認めになりますか。
○楢崎委員 次に、政治倫理の問題に入りたいと思いますが、昨日総理は、大出質問に答えて、灰色問題は司法的には決着済み、その根拠として総理は、五十一年十一月二日ロ特の刑事局長の報告、これを根拠にして、職務権限なし、あるいは時効にかかっておるから起訴はできなかった、それをもって司法の方は決着済みだ、そういう答弁をなさいましたね。間違いありませんね。
この点につきましては、すでに参議院のロ特委で明らかになっております。 こういうふうにいたしまして不正事件の取り締まりに実効のあったと認められる規定が、いかに民間企業の負担の軽減という立場があったにしても、財界の要望を受け入れてこのような条件の緩和を行うことは国民の立場から許せないと、そういうふうに考えております。
衆議院の五十三年六月七日ロ特で、村山大蔵大臣と当時の磯邊国税庁長官が出席している。そこで更正決定した額、児玉に対して、本税は二十二億円であります、加算税は六億五千万円であります、延滞税は七千万円であります、合計三十億円であります、そのうち収納額は十億円ですと言っている。これはあなたが不審に思うなら、議事録を持ってきているからこれを読みなさいよ。
当時のロ特委で政府の報告書を受けまして、委員長が読み上げております。 ○田中委員長 次は二階堂進君に関して寄せられた政府の報告を朗読いたします。 元内閣官房長官二階堂進。
○下田京子君 いま私がわざわざ当時のロ特委の委員長の政府の調査に基づく報告をもってして、いわゆる灰色高官というふうに位置づけられているのが二階堂氏ですよと。それをして制度的なものでない、だからして灰色高官という定義がないからその人を切るのはおかしいというふうな言い方では、当時のことについて考え方が変わっているというふうに受け取られると思うんですよ。
○下田京子君 当時から考えは変わってないと言いますと、これはぜひ私はこのインタビューがやはり正確でないというか、つまり灰色高官という定義がないからそれで切り捨てるのは云々ではなくて、官房長官の姿勢がいま言ったように、当時ロ特委等で、あるいは三木内閣当時、内閣自体が認めてきた、国会も政府も各党が一致して認めてきた、つまりいわゆる灰色高官、この政治的、道義的責任を今後も追及していくというふうに受け取ってよろしいですか
P3Cにかかわる疑惑は、特に参議院が担当してロ特あるいは航特委でその疑惑の解明に当たってまいったところであり、私も微力を尽くしてきたつもりでありますが、したがってこの小佐野判決にあるP3Cにかかわる疑惑の判示については無視をすることができないというように思うんです。
当時、これは昭和五十三年十月十八日の衆議院のロ特ですが、この点について検察庁にただしましたが、当時この問題についてある程度疎明をしていたという答弁をなさっておりますが、したがって請求するにはそれだけの根拠といいますか、疎明をし得る根拠を持っておったというように解していいと思うんですが、いかがですか。
あなたがそういうお考えだとすると、どうなんですか、自民党総裁として今度は三役人事もあるんだけれども、党の最も重要なポストの幹事長に、灰色高官と目されており、衆議院のロ特委で、法務省報告によっても、丸紅の伊藤宏から五百万円を寄贈されたことが明確にされているある灰色高官、そういう人をつけるようなことは、これも枝葉末節だ、目くじらを立てていると、そう思われるのかどうか。
それではまた、これを長くあれするわけにいきませんから、次に譲ることにいたしまして、私は防衛庁長官にお聞きをしたいのでありますが、小佐野被告がロッキード社のコーチャン社長から、児玉氏と同席の上、P3Cの日本政府売り込みの援助を頼まれた、児玉氏と協議したと、こういうことが明らかになり、いわゆる児玉氏、小佐野氏が何らかの形で日本政府に売り込みに働いた、こういうようなことが推察をされるわけでありますが、ロ特委員会
たとえば、前述のロ特委員会におきまして氏名を公表された二階堂進議員の議長あての上申書からその一部を引用いたしますと、同議員は、「本員はもちろん、本員の身辺の者も天地神明に誓って、ロッキード社の航空機売り込みに関して、何人からも、政府報告にいうような金銭を受け取った事実は全くありません。」と主張いたしております。
私は、ロ特委員会の議事録をよく読んでみましたが、十一月二日に政府の報告が口頭で述べられて、それが当日の午後八時四十分秘密会とありますから、とにかく夜、秘密会が開かれて、その翌日、新聞で公表され、われわれは新聞で知ったわけですが、それから四日の日に、午前十時四十三分に委員会を開いて、弁明を十分間ずつ許しております。
私自身の理解を容易にするため、前述の事例を参考にしながらお聞きをいたしますが、仮に前述のロ特委員会におけるごとく検察の一方的認定の結果だけが報告されたというケースであるにしろ、あるいは法務省当局もしばしば述べているとおり、検察当局の職責は刑事責任の追及であり、政治的、道義的責任の追及ではないこと、また、その判断は裁判のように確定力を有しないこと、基本的人権の保障、関連事件の裁判に対する影響等の理由から
ところが、昭和五十二年五月十一日のロ特における東郷証人の答えは、これはここにいらっしゃる小林進先生の質問に対する答えでございます。途中からですが、「したがいまして、十三億幾らかできましたが、法人十社を使いましたその税金関係、法人十社に対する謝礼関係等、お渡ししても絶対大丈夫な数字というものが五億円という数字でございます。
そもそも航特委は、国会決議もあり、ロッキード問題のみならず、ダグラス、グラマン社等の疑惑問題等も出てきたため、言うならば自民党の要求によりロ特委から名称を変更し設置された委員会であります。